不快の文字の中にも快があるように、厳しい人生だったものが、病気になり、一旦周囲から優しくされる。
しかし元気になったら、また厳しい人生に戻されるのかと思うと、無意識に病気を選んでしまうというものです。病気を手放さない。
カウンセリングを進めていくと、本当に治りたいと思っていても、『治ると困る』にぶつかる事が多々あります。
意識層では治りたいと思い、しかし無意識層では治ると困ると思うのです・・・・・
無意識層である潜在意識と、意識層の顕在意識の割合は、
一般的に、潜在意識9 対 顕在意識1 と言われております。
怖い・辛い・あんな思いは2度と嫌・・・・などと記憶による無意識層からの感情が何層にも連なり、病気を手放さない疾病利得となります。
カウンセリングでは、この何層にもあるブロックを外しながら、
本来誰もが持っている、乗り越える力を取り戻していきます。
たびたび登場する自動思考のひとつですが、外してしまえば何だったのか?となります。
この自動思考は、生活習慣や癖が直せない、などにも潜んでおります。
あなたの中にも、なかなか変わらない、治らない、改善しないがあったなら、あなたの中にもあるかもしれません。
『疾病利得』 その解除が鍵となる筈です。
カウンセリングルーム ハルモニア
加藤 佳子
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