現在、5大疾病と言えば、
がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4大疾病に、精神疾患を加えて「5大疾病」と言われます。2013年より厚生労働省により位置付けられている精神疾患ですが、多くの病名があります。
また、その患者数は2019年11月の段階で420万人と統計が出ております。
東洋医学や中医学では、健康から病気になるまでのプロセス、概念を下記のように考えております。
健康 → 未病 → 病気(機能/ 器質)
精神科領域は、この概念で言えば未病の領域となりますが、身体的な症状が病気の領域に出ている場合は心身症と言います。
未病の領域で身体症状が出ていると、自律神経失調症とも呼ばれ、身体症状は多岐に渡り出るため、出ている症状で通院される方がほとんどです。
心身症の領域では、各々の発症部位や状況により、まず専門医の担当となります。
しかし、
再発を繰り返す/原因が不明/改善が見られない・・・と、『精神的な問題が原因のようですね』・・・と、精神科/心療内科を勧められることとなります。
本来、心身の回復へのプロセスは、
健康 ← 未病 ← 病気(機能/ 器質)
と、矢印を反対方向に、健康へと向けて行きますが、身体は環境や感情など様々な影響をうけています。
人間の目に見えない心や感情や環境などは、以下のようなものでしょうか。
身体/気持ち/感情/環境
とすると、身体を健康にするには、全てを整えていくことが必要となりますね。
現在医療現場では、投薬がメインとなります。
精神的問題は、精神科へ。
精神的な問題で、内科的問題が出ている方は、心療内科へ。等々・・・・
お迷いの方はこのようにお考えください。
投薬は、効く人、効かない人、合う人、合わない人が居ます。
副作用もありますし、一旦飲み始めると断薬が大変なのも事実です。
休職などで診断が必要な人は、病院で医師の診断を受けて診断書を申請しますが、前述の回復へのプロセスは、薬では効果はありません。
心を治す薬は、実はありません。
あくまでも症状を抑える、緩和させる、ボャーとさせる、感覚鈍麻にする、鈍くさせることにより、グルグルと考えが止まらない、行動が止められない、亢進状態を抑制するのが投薬の役割です。
カウンセリング、心理療法はそれらの問題を明確化し、
身体/気持ち/感情/環境を調整し、根本部分の解決に向かいます。
症状が出るには、意味があります。その意味を紐解きにお越しくださいませ。御一緒に改善、解放、本来のご自身の人生を踏み出しましょう。
お気軽にご相談ください。
カウンセリングルーム ハルモニア
加藤 佳子
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