「妊娠・出産は病気ではありません」
それは確かなことなのですが、だからと言って、妊娠・出産・産後の大変さを家族や周囲に理解してもらえないことは、
ママには本当に大変なことなのです。
妊娠・出産・産後は短い期間にホルモンバランス・心身の変化・生活が大きく変わります。
嬉しい・可愛い・幸せ・感動・喜び・満ち足りた気持ちなどの気持ちに溢れる日もあれば、いろいろな変化に心身がついていかない・初めての子育てに不安・怖い・思っていたことと違う・理想どおりにいかない・眠る暇がない・赤ちゃんが泣いてばかりでどうしたらいいのかわからない・いやになってしまう・など、
本当に・本当に・本当に・大変です。
精神的にも体力的にも追いつめられていく、実際にうつになっていかれる方も少なくはありません。
妊娠・出産は現代医学を持ってしても、命の危機・緊急事態が起こることもあり、どんな事態が起こるかわかりません。
そんな大変な道のりを歩んできたママと赤ちゃんですが、産後はホッとする間も無く、新生活は始まります。
寝ているとき、機嫌よくしているときの赤ちゃんは、地上に舞降りた天使ですが、「赤ちゃん、お願いだから泣かないで・・・みなさーん決して虐待ではありませーん!」と思わず心の中で叫びながら、どうしていいかわからなくて、
ママの方が泣きたいと思うことも多いかと思います。
授乳時間も順調に進んでいく赤ちゃんもいらっしゃいますが、赤ちゃんはうまく飲めない、おっぱい感覚が短い、飲んでもすぐに寝てしまう、寝かせるとすぐ起きてしまって、ずっと抱っこしていらっしゃるとのママの話もよくお聴きします。
授乳のお悩みだけでもこんなにあります。
●赤ちゃんがうまく飲めない、吸い付けない。
●おっぱい間隔が短くて、休む暇がない。
●おっぱいが足りているかわからない。
●乳腺炎になる
●乳首が陥没していて、赤ちゃんが上手く吸えない。
●おっぱいの途中で疲れて寝てしまう、寝かせると起きてまたおっぱいを探す。
●夜昼逆転で夜泣きがひどいためいつも授乳させている気がする。
そのため
ママは眠れない・疲れ果ててしまう。
などなど、悩みは尽きません。
子育てに悩みはつきものですが、
特に産後直後は不安と悩みでいっぱいです。
ハルモニアの産後特別カウンセリング では
このように、いろいろなお悩みのママのお話しをお聴きしながら、まずは赤ちゃんのお身体に触れていきます。
赤ちゃんをおひざの上で抱っこして、世界一優しいタッチで、そっーとお身体に触れていきますと、赤ちゃんのお身体は自身で自動調整を行います。
産後直後の赤ちゃんのお身体は、頭も身体も歪んでいる状態がほとんどです。 また繊細な赤ちゃんは、誰にも気づかないうちに、バーストラウマを受けてしまった赤ちゃんもいらっしゃいます。
ハルモニアの自律神経調整療法は、ママだけでなく新生児の赤ちゃんも受けることが出来ます。
ママの体に居た赤ちゃんは正常分娩・帝王切開など様々ですが、皆大変な思いをして生まれてきます。そのため産後のママも赤ちゃんの身体も歪みがあるのが当たり前です。
こちらの意図で何らかの調整を行うのでなく、そっと柔らかく触れているだけですが、施術をおこなっております。
受け手の方自身の身体が緩み・関節・筋肉・筋膜が緩み・気・血・水が巡ります。
自然治癒力の働きで、自動調整を行うため、産後直後のママにも赤ちゃんにも大変安心です。
バーストラウマがとりだたされる昨今ですが、小さなお子様から大人の方々まで、心身共に様々な大きな問題となって出てきており、臨床の現場でトラウマの解除をおこなっております。
産後のママの心身の調整と共に、生後間もなくの赤ちゃんのうちにお身体の方から解除することが出来れば、ママも落ち着いて子育てができ、赤ちゃんの情緒も安定して、より健全な状態での発達・発育が可能となります。
カウンセリング後
ママが心配から解放され、自身での自然治癒力で身体が芯から緩み、骨盤が正しい位置に調整されると、ママの心身は安定します。そして母乳の出が良くなります。
その結果、赤ちゃんは、ミルクを足すことなく、片方だけの授乳でいくら頬っぺたをトントンしても起きずに、ぐっすりと寝てしまいました。
授乳指導を受けた後もずっと苦しんでいた、赤ちゃんのお口を開き、深く含ませて飲ませてあげてることが、簡単に出来ました。
ベッドに赤ちゃんを寝かせると、大の字になってスヤスヤと寝てしまいました(笑)。
バーストラウマとは
バース=誕生、生まれる
トラウマ=心の傷
(直訳すると、生まれるときに出来る心の傷と言われます)
バーストラウマとは3つの時期に分けられます
●胎児期・・・・母親の妊娠期、母体(子宮)の中にいる時
●分娩期・・・・お産の状況(安産、難産、帝王切開、無痛分娩、計画出産、陣痛促進剤、逆子、へその緒の絡み、早産・・・・・など)
●出生後・・・・お産を終えてスグの状況(カンガルーケア、母子分離、母乳・・・など)
それぞれの時期に、胎児および新生児が感じた感情(トラウマ)をバーストラウマと言います。
誕生時、肉体を持って最初に感じる感情によってできた心の傷のため、生まれてから育っていく過程で出来るトラウマと違って 核の部分のトラウマとなると言われております。
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お電話で、さまざまな質問をいただいています。
皆さん、どこへ行ったらいいのか?
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お困りの方々の内容に、お電話で長時間でのご相談のお話は、なかなか出来ないのですが、できる限り丁寧にお答えしております。
スタッフのカウンセラーも含め、セッションのお時間と重なってしまうと、すべてのお電話に対応できないこともありますが。
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カウンセリングルーム ハルモニア
加藤 佳子