精神障害について-NO3
コロナうつって何? 「うつ」 を語る②
そもそも「うつ」・・・って何?
2011年の震災後にも、今回と同じような現象が起こりました。
結局、東北地方での震災と位置づけされましたが、関東地方でも大きな被害を受けた地域もありました。
放射能汚染、物不足、計画停電や余震による不安、報道による被害情報により、ストレスフルとなり、不眠、トラウマ、PTSD、うつや精神症状で病院での投薬治療やカウンセリングへと多くの方が受けに来られました。
そこで今回のテーマは 『そもそも、「うつ」って、いったい何?』 と、お話しを進めます。
心理学ではドイツのクレッチマー氏による分類が有名でわかりやすいのでここでは使わせていただきます。人間には、誰しも生まれながらにもつ3つの気質があります、それを分裂気質、そううつ気質、てんかん気質と言います。
前回、内因性精神病は機能的問題と書きましたが、それまでの3大精神病は、統合失調症、そううつ病、てんかんでした、上記3つの気質のどれかの偏りが強く、バランスが崩れると、精神病になると考えられておりました。
現在では、精神病という概念は大きく変わっております。そのひとつにてんかんは脳の電気信号のエラーによるもので、精神疾患からも完全に外されています。
この中のそううつ気質については、現代でも症状としてわかりやすいので、表にまとめてみました。
誰しももつ感情の波を表しております。
中心の黒軸は活動も沈静も両方あります、上の赤軸は、活動的、活発、下の青軸は、静か、内向的な状態を表します。
左の表ように波が小さく穏やかであれば、それぞれのエリア、人との距離感で生活しております。
ところが右のように表のように、波が大きく、不規則だと、どちらも落ち着いて生活ができませんね。上の方のそう領域に入っているか、下のうつ領域に入っているかにより、状況、症状が変わります。
右のグラフのように
〇赤の高い乱れが、そう の波形、
〇中心の黒い乱れが、そううつ の波形、
〇下の青い乱れが、うつ の波形です。
その変動が1日なのか、一週間なのか、一ヶ月なのかにより、若干診断名も変わります。
つまり、皆様の日々の生活の中で、どのような状況にあっても、波形が穏やかであれば、精神疾患とは無縁でいられますが、その波が何らかの原因で大きな渦、高波に巻き込まれますと、発症することがございます。
現在、アメリカの精神医学マニュアルDSM−5( Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)では、病名が増産され過ぎており、医師でも把握に苦労されております。
これら個々の病名を羅列しても混乱すると思いますので、病名はさておき、これから発症の実態に迫ってまいりたいと存じます。
長くなりましたので、今日はこの辺で・・・引き続き書いてまいります。
長文をご拝読いただきましてありがとございました。
カウンセリングルーム ハルモニア
加藤 佳子
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆是非「いいね!」や「ツイートする」ボタンを押してください、コメントやご感想もお願い致します☆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
カウンセリングルーム ハルモニア
http://www.harmonia-cr.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:東京都八王子市子安町3-6-7サザンエイトビル
TEL:042-649-9118
-------------------------------------------------------------------
Facebook:
http://goo.gl/PqWPxJ
ameblo:
http://goo.gl/eYqySG
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆