昨日より連載がはじまりましたが、下記目次で書いていきたいと思います。
今回の記事はちょっと堅い記事ですが、ご興味のある方お付き合いくださいませ。
ー目次ー
1.うつの本質
①心が脳に出す休めのサイン
②体が脳に出す休めのサイン
③何故「うつ」になるのか?
④古来からあるうつの考えについて【中医学・東洋医学から】
2.うつの回復への取組み
①「うつ」が脳の問題と考える訳
②抗うつ剤、精神薬について
③心理学から観る「うつ」について
④カウンセリングルーム ハルモニアの「うつ」へのアプローチ・取組み
⑤まとめ
それでは、本編の方へと進んでいきましょう。
1.うつの本質
近年、うつは脳の問題と言われておりますね。
脳内伝達物質であるセロトニン、ノルアドレナリンの分泌不足などと言われ、それらをコントロールするため、精神科や心療内科にかかると、睡眠薬・抗不安薬・抗うつ剤・精神薬などの投薬を受けます。
最初は軽い薬での投薬ですが、すぐに効果の出る方はいいのですが、効かない方にはさまざまな薬を試され、効果の出る薬と出会うまでいろいろ処方を受ける方も多くいらっしゃいます。
さらに、年月が経つとともに効きが悪くなったり、症状が増えたりにより、より強い薬の処方になるのが現状です。
「眠れないから薬を飲むけれど、寝た気がしない。」
「薬を飲み始めたら、ボーッとしてしまって前よりやる気が起きない、でも疲れは取れない。」
「能力が低下している」
「3ヶ月の休職をして、復職プログラムの時短や仕事の軽減など間は良かったのですが、以前の職域、環境に戻ってから再燃してしまい、再度休職になってしまった。」
など、薬に対しても不安や疑問を持つ方も多いです。
それではどうしてそのようなことが起こるのでしょうか。
次回から詳しく検証していきましょう。
長くなると大変かと思いますので、本日はこの辺りで続きとしますね。
では、また明日。
カウンセリングルーム ハルモニア
加藤 佳子
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