ハルモニア通信

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精神疾患やうつとの診断で、医療機関とカウンセリングルームの役割、効果の違いについて2

■2015/02/13 精神疾患やうつとの診断で、医療機関とカウンセリングルームの役割、効果の違いについて2
精神疾患やうつとの診断で、医療機関とカウンセリングルームの役割、効果の違いについて2
新しい仕事の立ち上げ準備に追われていましたが、少し落ち着きを取り戻しました。

そんな立春が過ぎて、小さなお雛様を飾ったハルモニアに、7〜8年前うつから回復された女性が職場の同僚に付き添い来室、写真に写したお土産を持ってきてくださいました。

同僚の男性は、うつからの休職期間が明け、職場復帰、時短勤務がもうじき終了との状況。

女性は、
『実は、うちの会社でうつから回復して完全復職したのは私だけなんです。
そのため、職場で精神的問題の方が出るといろいろ聴かれるんですよ。』
との話をされました。

投薬治療によって、うつ状態や精神疾患、自律神経失調症、心身症などからの回復は多々あります。

けれども、投薬治療の回復から、社会復帰、ストレスから離脱した場所への完全復帰、復職をするのはやはり厳しい、難しい、再発、再燃が良く起こると言われます。

それは、
メンタル面が人より弱い、能力が劣っていると言うような問題だけではありません。
もちろんそれらも含まれる場合もありますが。

どんなに好きな仕事でも、向いていると思っていた仕事でも、能力が高く、メンタル面が強い方でも、仕事となれば好きな事だけをやっていれば良い、好きな人ばかりと組める訳ではありません。

どんなにやりたかった勉強が出来る場所でも、技術を習得出来る場所でも、必ず人と関わり、様々な取り組みの中には、

やりにくい、
やったことがない、
苦手、
やりたい事と違っていた、
前に失敗してやりたくない、などの事態にぶつかります。

何にぶつかっているのかの自覚があればいいですが、自覚出来ずに。

自信がない、
自分を責める、
相手を責める、
周囲に責められる、
など、解決に向かうどころか落ち込んだり、イライラが募ったり。

そう言ったストレスから回避する、処理するなど、押し戻す力をストレス耐性と言いますが、押し戻す耐性がある状態にあるときはいいですが、ストレス過多な状態が続くと。

だんだん潰れていく、
どんどん落ち込んでいく、
落ち着かない、
眠れない、朝起きられない、
考えがグルグル回る、まとまらない、整理できない、
肩こり、腰痛、冷え、身体のだるさ、
胃や腸の調子が悪い、食欲がない、過食気味、
吐き気、下痢、便秘、めまい、疲れが取れない、
など、不調が始まり、仕事にもミスが目立ち、生活に支障が出はじめる。

その状況が止められない、さらに自身を責める、周囲からも攻められれば、うつ症状や精神疾患の症状が出はじめ、自律神経失調症、心身症などの症状が出ることもしばしば起こります。

復職して時短勤務や軽減の状況ですと、まだ周囲も気をつけてくれますが、時が経つにつれて、勤務時間も長くなり、仕事量も増え、周囲からは前と同じような仕事量を求められます。

また、復学して保健室登校などの間は良いですが、教室に戻り、同じ環境に耐性が出来ていないままでは戻ることがきついものです。

お待たせしたので、一気にあげたいですが、長くなったので今日はこの辺で。

続きは明日アップ致します。

では。


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