今日来室頂いたクライアント様は、７歳とハルモニアでの最年少記録更新となりました。
自律神経の問題と診断を受けて、心身に様々症状が出る。
原因は、何となくわかっていてもどうしたら良いのか？
実際にわからなくて、お困りの方は多いかと思います。
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そこで今回お書きする内容は、過去において最年少であったお子さんのカウンセリングについての話です。
当時まだ小学4年生、10歳だった女の子とのカウンセリングの話をします。
彼女はお父さんに連れられて来室されました。
背筋をピンと伸ばし、椅子にチョコンとお行儀良く腰掛けるしっかりしたお嬢さんと言う第一印象。
まずはお父さんとのお話から。
手洗いが止められない、不安定な様子。
原因やきっかけはわからない。
家族はお父さん、お母さん、妹さんと4人家族。
など基礎情報を頂いてから、彼女と2人でのセッションが始まりました。
用いた技法はフォーカシング。
お子さんですので、楽しく遊びやゲーム感覚で始めていきます。
頭、顔、耳、首、肩、胸と順番に身体を本人の手のひらで触れた感じを傾聴していきます。
『さぁ〜、まずは頭に触ってみよう〜
どんな感じがするかな❓
頭さんの声を聴くんだよ、静かに待ってると、ドキドキしてきたり、ワサワサしてきたり、静かに待ってて…。』
と、ゆっくり身体の中にある感じを話はじめます、、それを繰り返して聴いていきます。
それを繰り返すうに、彼女の心の内面の話しになります。
彼女はママと妹さん間に入れない寂しい心を話しをしてくれました
『ママや妹が意地悪なわけではないの、ママと妹の間にある壁を越えられないの』
心の中のその壁を越える方法を彼女自身が見つけ、乗り越えて行くのがカウンセリングです。
彼女はそれを見つけて乗り越えて行きました。
そして手洗いは、誰かの
『OK！』
の声掛けで止められるとの気づき、家でも学校でも声掛けしてくれる人がいる。
とのこと。
そこで、彼女とのセッションは終結。
私は、彼女にお父さんには話して欲しくない内容があるかを確認の上、お父さんに彼女の状態をフィールドバックしていきました。
父娘共に安心して、次回の予約をされ帰られましたが、それ以降、彼女の問題行動は消え、彼女の寂しさも問題なくなったそうで、お父様から感謝と御礼の電話を頂き、終了しました。
ちょっとしたボタンのかけ違いで、お子さんの問題は大きくなりますが、ボタンを掛け直すと、あっという間に元気になるのもお子さんですね。
終わり。
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